フィッシング完全ライセンス制度の考察

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サケ釣りシーズン、最近だとサクラマスやマグロなどでも話題にあがる釣りのライセンス制度。

結論から言えば、私はライセンス制に賛成なのだが、現状の問題点、ライセンス制とした場合の問題点を考えたい。

現状の問題点

ライセンス制が議論される前提となる現状の問題点としては、以下の2点と考える。

  • 釣り人のマナー
    ゴミのポイ捨て、邪魔になる場所への駐車、危険な場所への侵入など、マナーの問題
  • 漁師との競合
    クロマグロなど、資源量が限られている魚種で、漁師と競合する問題

これらを解決(改善)するための、解決策の1つが釣りの完全ライセンス制である。
ライセンスによって釣り人を管理し、定められたルールに従わなければライセンスの停止や剥奪が行われる。
また、ライセンスを持たない場合は密漁と見なす。

正直、メンドクセーと思う制度ではあるのだが、現状ではこのくらいはやむを得ないだろう。

※2点目については、例えばサケ・マスのように既にルールが定められているケースもある。

完全ライセンス制の問題点

釣りをライセンス制とした場合に問題となるのは、間口が狭まり釣り人口が減ることである。

釣り人が減れば、釣り場が広くなっていいじゃないかと思うかもしれないが、人口が減ればメーカーも店舗も事業を縮小する。
ラインナップが確実に減り、入手性も悪くなる。これはデメリットが大きい。

さらには、行政としての扱いも悪くなる。

例えば、北海道の特定外来種としてニジマスが除外されたのは観光資源として利用できると判断されたからだそうだが、裏をかえせば経済効果を期待できなければ特定外来種に指定されていたということだ。

そのためには、やはりある程度の数が必要となり、間口を狭めないことは重要である。

ライセンス制度(案)

そこで、以下のようなライセンス制度(案)を考える。

  • ライセンスは、所定の手続きを行うだけで容易に取得できる。
  • ライセンスは、所定のライセンス料を支払うことで使用できるようになる。(有効化、アクティベーション)
  • ライセンス料は、基本料金と特定の魚種によるオプション料金で構成される。
  • 基本料金は間口を広げるために、できるだけ安価とする。
  • 放流事業を行っている魚種は、遊漁者にも負担してもらう。
  • 釣り方によって、釣れる量に差がある魚種であれば釣法によって分けることもあり得る。
  • サケ・サクラマスなどマナー問題が目につくものは、高めに設定する。
  • クロマグロは、資源保護のため漁業者が捕獲量制限を行っており、市場価値も高いため、高額に設定する。
  • 料金は、状況に応じて変動する。
  • ルールを定め、従わない場合はライセンスの停止・剥奪(欠格期間あり)を行う。

ライセンス料は、例えば以下のような料金ではいかがだろうか?

基本料金 1回券 250円/人
1年券 1,000円/人
ソイ 1回券 500円/人
1年券 2,000円/人
ヒラメ(ルアー) 1回券 1,000円/人
1年券 4,000円/人
ヒラメ(バケ) 1回券 1,500円/人
1年券 6,000円/人
サケ 1回券 5,000円/人
1年券 20,000円/人
サクラマス 1回券 5,000円/人
1年券 20,000円/人
クロマグロ 1回券 250,000円/人
1年券 1,000,000円/人

また、間口を広げるために割引制度を設けるとよいだろう。

ライセンス取得 1年目(初回のみ) 基本料金 無料、オプション料金 5割引
ライセンス取得 2年目(初回のみ) オプション料金 5割引
18歳以下 各種料金 5割引
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