修行日和のヒラメ修行(笑)

ヒラメ修行へ行ってきた。

小樽ボートロック(ヒラメ) 午後便

雨が降る予報。ではあるのだけど、それほど降られることもなく乗船所に到着。
ただ、雨雲レーダーには真っ赤な表示が踊っており、これが上空に来ないことを願うばかり(笑)
 
 
 

そんな感じで出港時間。

レーダー上は真っ赤な雲、リアルで見れば真っ黒な雲だが、幸いなことにポイント付近は避けている。
ただ、雷雲ほどではない雨雲は上空にかかり続けており、雨の中の出港となった。
 
 
 

これぞ修行日和(笑)
 
 

まぁ、天気が悪かろうと釣れさえすれば吹っ飛ぶのだが、今回はヒラメ修行である。

そんな簡単に釣れるわけがない(笑)
 

仕掛けとしては、いつものビフテキに、いつものパルスワーム(グリーンゴールド)、そしていつものストップ&ゴー(フリーフォール)アクション。
一番自信があるやり方がこれなので、今回もこれを試すが、これがまたウンともスンとも言わない(笑)

正確には、マイクロアブラコの攻撃や、ガヤの攻撃は喰らっているのだが(笑)
6インチのパルスワームでやっていたら、10cm強のアブラコが釣れたことには流石にビックリした(笑)

元気が有り余っているのか超攻撃的なのよね😅
 

そんなこんなで2時間経過。

肝心のヒラメは魚信すらないので、ワームをサカマタシャッドに交換。

船中、少しではあるがヒラメが揚がっており、ボトルワインドの釣果である様子。
今日はワインドを置いてきたので同じことはできないが、
釣っている様子を見る限り、高くしゃくりあげている感じではないので、
底を意識したアクションが良いのではないかと考える。

そこでふと思いついたのが、「死にかけの魚 大作戦。」

熱帯魚などを飼育している人ならわかると思うのだが、
なんだか泳ぎ方が変な魚が居るなと思ったら、その後お星様になっていたということがよくある。
その時の泳ぎ方をイメージしたアクションである。

急に速く泳いだり、横に泳いだり、ひっくり返ったり。

そんなイメージ。
 

ヒラメは、元気よく泳ぐ魚を瞬発力で捕食しているイメージがあるが、
私の考えではそんなことはなく、楽に捕まえられるエサがあれば、絶対そっちを食いに行く。

生き餌しか喰わないと言われるが、それは単に動いていないとエサとして認識できないだけであり、認識させてしまえば捕食の瞬間は動いている必要なんか無い。

北海道特有のバケ釣りも、あの振り方では俊敏に動いていると思えないので、たぶんかなりフワフワした動きになっているはずだ。
 
 
ということで実践。

ワインド的な俊敏な動きを入れつつ、ゆっくり目のフワフワとした動きを入れる。
棚は下から30cmまでのイメージ。着底をこまめに入れて、死にかけ感を多分に入れてみた。
 

すると、開始1投目で着底からのしゃくり上げで重くなる。
 
 

58cm

 

うん。簡単に釣れちゃいました(笑)
ここまでの2時間はなんだったと思うくらいアッサリと(笑)
 

これはイケるのでは?

ということで続けてみると、またしても重くなる。

しかしバレてしまった。

回収してみると、ワームが裂けてボロボロ。

完全にヒラメだ。
 

この作戦、もしかして大当たり?
 

なんて思いながら続けていると、またしても重くなる。

69cm

喉の奥まで飲み込んでおり、フックがエラに引っかかって口が閉じなくなっていた。
ガップリ食い込んでいる。
 

完全に確信。この方法アリだわ。
 

その後は釣れなかったが、着底で重くなる&ワームボロボロが何度もあった。

これ強えわ。改良すればヤバいかもしんない。
 
 

その一方で、いつものビフテキには反応なし。
いや、底をピョンピョン跳ねさせてたときに1回だけ、それっぽいものがあったか。
でも、ストップ&ゴー(フリーフォール)はサッパリだった。

たぶん、エサは喰いたいのだろうけど、追っかけてまでは喰いたくない。
そこに底をフラフラしている魚がきて、アイツだったら簡単に喰えそう。パクッみたいな構図なんだろうかとは思う。

新境地?(笑)

あとがき

ということで、「死にかけの魚 大作戦。」は大成功?
あまり好調とは言えない今年の状況で、この魚信の出方は可能性を感じる。

ただ、これがいつも良いとも思えない。
ほとんど浮かせていないので魚からは見えづらいだろうから、離れた魚へのアピール力は弱いだろう。
それを踏まえると、魚がある程度の数 集まっていて、かつメンドクセーな気分時に有効なのだと思う。

あと、ネチネチ誘うので船の流れ方次第ではやりづらい & 根掛かり必須なので砂地限定 & 動きが遅いのでフグが出てくると死亡フラグという欠点があるので、使える場面は意外と限定的と考えている。

それと改良が必要な点として、喰わせる間の作り方。
重くなっても掛からなかったパターンは、針まで食い切れていないための、すっぽ抜け。

今日はサカマタシャッドは6インチを使ったが、2枚目の69cmであれば1口で針掛かりするだろう。
1枚目の58cmは上手く入れば1口、多くは2口、3口。
これが50cm未満になると、ヒラメ40秒の世界となるので、喰わせる間が必要となる。

なので、魚信があった際に試しに間を作って見たのだけど、放しちゃうのよね。

ただ、これは帰宅してから気づいたことなんだけど、
去年の豊浦でも食い込めない問題があって、その時は軽くテンションを掛けてあげていたのをすっかり忘れていた。
もしかしたら、それをやれば放さなかった?。
 
 
あとは、この方法が使えないときの他の引き出しが欲しいところ。

例えば、船の流れが速くて、メンドクセーって状態の場合。

一応、それに対応できるフローティングミノーを使った試作品はあるのだけど、まだテストはできていない。

いっそのことズル引きもありだと思うんだよね。1回だけであるものの釣れたこともあるし(笑)


本日の天候

天気 : 雨 ときどき 曇り
水温 : 15.39℃ (気象庁観測値より推定)
月齢 : 9.6 (若潮)

本日の行き先

遊漁船 ANGLERS (小樽市)
小樽市 祝津漁港より出港
ホームページ: http://hokkaidou.me/anglers/

本日のタックル


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