作るもの
- ロックフィッシュで使っているPEラインとリーダーを結束するオリジナルノット
特徴
- 往復しないPRノット + ネイルノット(FGゴーストノットの要素) + オリジナル要素の組み合わせたノット
- ロングリーダー(5m)での使用を想定
- 根掛かりを外す際に、リグ側で切れる確率が高い結局強度を確保
- ガイド通りがよい細身の結び目
- 結束部がガイドに絡む確率が、通常のPEノットより低い(と思われる)
必要なもの
- メインライン: シマノ ピットブル8+ 1.5号 (お好みで)
- リーダーライン: シーガー R-18 フロロリミテッド 16lb (お好みで)
- ボビン: シマノ ボビンワインダー ライトタイプ TH-201M (お好みで)
- PEライン対応ハサミ: ダイワ リガー PS-105C (お好みで)
- フロロ対応ハサミ: ダイワ ラインカッターV40S (お好みで)
- ライター: ターボライター (お好みで)
- 縫い針: 太糸用 (お好みで)
- フォーセップ: ダイワ フォーセップ (ラインホールド用にあると便利)
リーダーにメインラインを巻き付ける
往復しないPRノットの作り方はこちら。
往復しないPRノットの利点は、ノット自体が伸びづらいこと。
動画内でも解説されているが、往復させる方法ではテンションをかけるとノットが伸びる。
前々から、それがすっぽ抜けに繋がることがあることが気になっていたが、この方法は伸びづらいためすっぽ抜けが発生しにくい。
また、テンションをかけた際に密に巻いた状態が保たれるため見た目が良いのもポイント。
巻き付ける長さはケースバイケースであるためお好みだが、通常のPRノットより長めとすること(1.5~2.0倍くらい)
※この方法は、メインラインが細いとやりづらい(概ね0.6号以下)。その場合は往路を少しだけ巻き付けたPRノットにすると良い。
縫い針に巻き付ける その1
縫い針に巻き付ける その2
メインラインを針穴に通す
針を抜く
締め込む
メインライン(端)の処理
ラインの端をカット
ラインの端に焼きコブを作る。
完成
このノットでは、ハーフヒッチ、エンドノットの代わりに
縫い針で巻き付けた部分(ネイルノット的なところ)で処理している。
ハーフヒッチ、エンドノットで処理するとと結構ゴテゴテしてしまうが、この方法は大変スマート。
また、この方法ではリーダーとメインラインを引っ張っての締め込みはしていない。
締め込みはメインライン(端)を引っ張る締め込みだけである。
伸びづらいということもあるが、リーダーライン(端)を少し長めに残しておけば、多少伸びても問題ない。
それよりも締め込むことによって、余計なダメージを与える方が気になる。
この方法は、去年のボートロック終盤戦から使用しているが、通常のPRノットと比べて、強度的には問題がなく、ライントラブルは減ったので満足している。
なお、縫い針を使う部分は、PEラインをループ上にしたものでも代用が可能である。
ただ、きちんと巻き付けた状態では縫い針の方が通しやすいので、緊急用と考えた方がよい。
おわりに
「往復しないPRゴーストノット(改)」・・・?
長いしカッコ悪いなぁ(笑)