WSD-F20でエクスポートしたKMLが、いつの間にかGoogleマイマップへインポートできなくなっていたので、その原因と対処法。
発生条件
- CASIO WSD-F20のアクティビティアプリでエクスポートしたログ(KML)を、Googleマイマップでインポートしようとすると失敗する。
原因
- Googleマイマップの仕様変更(セキュリティ強化?)により、 httpの外部ファイル(アイコン)が参照できなくなったためと思われる。
対処方法
- WSD-F20でエクスポートしたKMLファイルを、Googleドライブからダウンロードする。
- ダウンロードしたKMLファイルを、XMLが編集可能なテキストエディタ等で開く。
- “http://gpsast.wsd.casio.jp/”を検索し、全て”https://gpsast.wsd.casio.jp/”に置き換える。(HTTPをHTTPSに置き換える)
- Googleマイマップで、編集したKMLをインポートする。
カシオには原因と対処方法をレポートしておいたので、
認識が共有できていれば、恐らくアプリに修正を入れてくれるはず・・・
と、期待しておこう。
しかしまぁGoogleも もうちょっとエラーの内容を親切にして欲しい。
世の中の流れ的にHTTPSなので、”もしかして”とすぐに気づけたが、
タイミングが違っていたら、たぶん気づかんわ!
追記
残念なお知らせ。
カシオから返答が来て「スマホのGoogle Earthで開いてね。」だそうです。
説明書だと「スマートフォンの Google Earth などを使ってご覧いただけます。」と書いてあるので燃料投下な気もするが、開発部門には流してくれるようなので、まぁ気長に待ちましょう。
恐らく今回の仕様変更は、ブラウザベースでHTTPSにHTTPコンテンツが紛れることを嫌ったのがだと思うので、アプリベースのGoogle Earthにも同様の制限が入るかは未知数。
ただ、HTTPS化を推し進めているGoogleの傾向からは、アプリでも制限が入る可能性は十分にある。
そうなれば、さすがに直してくれるかなぁ?
ということで、Google 頑張って!(笑)