前座ロック
室蘭へは中山峠経由で向かってみたが、雨と雲で路面も前方も見えづらいという悪条件。
しかも掛かった時間は、36号線を使った場合と変わらない(苦笑)
夜間の信号にあたりづらいというメリットは、そもそも信号が少ないルートでは効果が薄いということか。
そんな知見を得つつ、いつもの道の駅(みたら室蘭)に午前0時前に到着。
仮眠を取り、午前2時過ぎから絵鞆漁港で前座ロックを開始。
天候は霧雨。
室蘭でこの天気は、雨が長引いた経験が多いのでちょっと嫌な天気である。
で、釣りの方は前回よりシマゾイの反応が渋めという感じかな?
ガヤは、ボイルする音がよく聞こえるくらいで、
上のレンジでも下のレンジでも入れ食い状態。
対して、シマゾイの魚信は少なくなかなか釣れない。
もしかしたらガヤが元気すぎて、シマゾイが喰う隙間がないのかもしれないが・・・
やっとのことで2匹ほど釣り、時間は午前3時半。
出港まで1時間、さらには雨が強くなってきたこともあり前座ロック終了。
前半
まずは前回ヒラメを狙ったバラ根ポイント。
前回はアブラコが良かったので期待できる場所だけど、今日はちょっと機嫌が悪い様子。
ガヤなら元気なんだけどね・・・(笑)
そんなこんなで30分ほど経ち、何かが魚信ったのでアワセてみるとなかなかの引き。
そして、水面に見えてきたのは・・・
平たいヤツ!
ヒラメか!?と思ったのだけど、なんだかちょっと違う。
具体的には目の向きが違うのだが(笑)
40cm強の良型クロガシラでした(笑)
これが呼び水となったのかはわからないが、少しずつアブラコが釣れだした。
場所を移動。
今日は移動が多かったので、それぞれの釣れた場所というのはイマイチ覚えていたのだが、
根際に上手く入ると大きめが期待でき、根の上に乗ったりすると子アブが多めという感じがした。
![](https://www.fishing.hokkaido.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/IMG_3501-256x192.jpg)
あとはリスク覚悟で穴の中に落とし混むのは割とイケる。
![](https://www.fishing.hokkaido.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/IMG_3506-256x192.jpg)
穴の上面を狙っていくと、やっぱり小型が多い感じ。
後半
なのだけど、しばらく釣れない時間が続いている。
かれこれ、1時間半ほどアブラコが釣れていない。
今日は、船中のポジション的に沈み根をメインに狙っていたのだが、
ポジションチェンジで先端側へ出たので、見えている根際を狙ってみると・・・
釣れるじゃん(笑)
見える根の場合は基本的には潮通しがいいところ、具体的には潮が回り込んで、いかにも流速が速そうなとこに魚が多いように思う。
ただ、先端に立たないと攻めづらい場所ではあるので、ポジションの変化に応じて見えている潮通しの良さそうな場所を狙うか、沈みの根際を狙うか変えていくのが、たぶん良い。
たぶんね。。。
閑話休題
場所は変わって岬の近く。
ここは地形的な要因か、もの凄く潮が速い。
底を取りながらドラッキングさせていると、かけ上がりになっていて
![](https://www.fishing.hokkaido.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/IMG_3515-256x192.jpg)
このドラッキングも室蘭では重要なテクニックだと思っている。
今年はこれで何本も釣らせてもらった。
コツは、とにかく底が取れるシンカーを使うこと。
船があまり流れない日なら28g、流れる日なら42gは欲しい。
また場所が変わって、見えている根際で釣り・・・
最初にやったヒラメも狙えるバラ根のポイントへ戻ってくる。
今更だけど、ここの場所はまずは根を探すところから始まる。
砂地メインで、根が少ない。まさしくバラ根の場所なので
しかも明らかに高くなっている根というのは少ないと感じるので、低高度スイミングだとわかりづらいかもしれない。
なので、リフト&フォール か ストップ&ゴー で、リグを浮かせて着底の感覚を探る。
根っぽい?と思ったら、引きずって感触を確かめる。
そして根を見つけたら、貴重な根をひたすら丁寧に探る。
そんな感じで続けていると、なんだかモゾモゾと小さな変な魚信。
小さいガヤに遊ばれているのかと、ロッドをあおってみると根掛かり・・・
っぽいが、そうではない!?
魚が動く様子が伝わってくる。
そして、まったく引かない。
これは・・・
もしかして・・・
ヒ・ラ・メ!?
(もしくはガヤ+海藻(笑) または ソイ または 引かないアブラコ)
で、普通にポンピングしていてはドラグが滑ってほとんど上がってこないので、スプールを押さえて強引に寄せる。
そして、見えてきたのは・・・
座布団ヒラメ!(78cm)
遂にいつもの自作スケールに収まらない魚がきてしまった!(笑)
もちろんヒラメの自己新記録。 いいもの釣っちゃった(笑)
その後はアブラコの反応が薄くなり、沸いていたサバを釣ったりで時間切れ終了。
あとがき
だけど、魚はよく釣れる日で、アブラコ×24本、最大52cm!
そして、座布団ヒラメ!
今日は、本当に楽しめた。
そして改めて思ったのは、磯には無限のポイントがあるということ。
今日も初めて狙った場所がいくつもあった。
港が人工構造物である苫小牧とは、ここが大きく違うポイントで、
人工物には、ポイント絞り込みやすく地形も読みやすいメリットがあるけど、狙える場所が限られる。
磯は逆で、ポイントの絞り込みや地形を読むのは難しいけど、狙える場所が数多い。
ある程度テクニックが必要なので、初心者向きではないけど慣れた人ならこれは楽しめるはず。
ちなみに、同じく磯メインとなる小樽は、アブラコを狙うとした場合には室蘭よりもさらに難易度高め。
小樽のほうが高低差が激しく、海底もリグがスタックしやすいから。
あと気になるのは、船を広範囲に流して回遊している個体を狙う方法が、苫小牧にも応用できるのでは?という点。
苫小牧の堤防に付いているアブラコは、沖根との間を回遊していると聞くので、そうであれば苫小牧港でも回遊している可能性は十分にあると思うのだけどね。
さて、次はメーターオーバーのヒラメ・・・
ではなく、またアブラコを狙いに行く予定!
本日の天候
水温 : 20.5℃ (気象庁観測値より推定)
月齢 : 2.4 (大潮)
本日の使用タックル
![画像なし](http://www.fishing.hokkaido.jp/wp/wp-content/uploads/2017/03/tackleset-no_image-96x96.png)
お疲れ様ですタマリスクロックいかない平日ラブーンがロックあるので予約しますがことごとく中止になっていけてません
(/。\) 座布団ヒラメおめでとうございますラブーンのヒラメダービーランクインするのでは?
ありがとうございます。
ダービーのことは、船長からは特に聞いていないですが10位くらいに入ればいいんじゃないですかね(笑)
室蘭は港内だとかなり渋い状況のようです。
磯も9月になると夏枯れするようですので、8月に行けるといいですね。