ロックフィッシングのリーダーライン

ロックフィッシングでPEラインを使用する場合に必須となるリーダーライン選択。
みなさんは、どのような基準で選んでいるのだろうか?


選択の基準としては、素材・太さ・長さなどがあると思われるが、
自分の場合は、以下の考えで選択を行っている。

素材

素材は根ズレに強いフロロカーボン一択。

太さ

リーダーの太さ(号・lb)については、強度基準で選択しており、
組み合わせるメインラインによって太さは異なる。

このときに基準となる強度は、

  • メインラインとの結束部では切れない
  • リグ側の結束部で切れる

この2点を満たすギリギリの強度となる。
強度が高いとメインラインとの結束部で切れてしまい、
PRノットやFGノットなどでメインラインとリーダーの結束が必要となってしまう。
これは手間もかかるし、なにより時間がもったいない。
逆に強度が低いと根ズレに弱くなったり、リグ側の結束部の強度が落ちる。

このギリギリのラインというのは、ラインのスペックからは判断できない。
様々な組み合わせで試行錯誤してギリギリを探すしかない。

長さ

ロングリーダーを基本としているが、狙う場所によって2~5m程度で調整している。

  • 港・漁港(港内) 2m~3m
  • 防波堤 3~5m
  • テトラ・ストラクチャ周り 5m
  • ボートロック 5m

防波堤やボートロックでは、ケーソンの段差や隙間で擦れる範囲が意外と広い、
そのためリーダーは長めにとった方が安心感がある。

結束

メインライン(PE)とリーダーの結束方法は、以下の2種類。

  • PRノット
  • FGノット

PRノットは事前の準備用、FGノットは現場用となる。

リーダーとリグの結束方法は、以下の一択。

  • ダブルクリンチノット

メインラインがフロロカーボンやナイロンの場合は、パロマーノットも使用するが、
リーダー結束時にリグ側でパロマーノットを使用すると、
メインラインとの結束部で切れる確率が高くなると感じている。
その点、ダブルクリンチノットは強度とリグ側で切れる確率のバランスが良い。

製品

リーダーで使用している製品としては、 シーガー プレミアムMAXショックリーダー と、
本来はメインラインである シーダー R18フロロリミテッド を使用している。

R18フロロリミテッド は、ロングリーダーを使用する場合が多いため、
コストパフォーマンスからの選択となる。
仮にリーダーの長さを5mとすれば、1巻きで20回弱使用できるし、
終端近くで無駄となるラインも少なくてすむ。

組み合わせ例

PE0.4号の場合

  • ライン
    ラパラ ラピノヴァX マルチカラー 0.4号(8.8lb)
  • リーダー
    シーガー プレミアムMAXショックリーダー 5lb(1号)

PE0.6号の場合

  • ライン
    ラパラ ラピノヴァX マルチカラー 0.6号(13.9lb)
  • リーダー
    シーガー プレミアムMAXショックリーダー 9.5lb(2号)

PE0.8号の場合

  • ライン
    ラパラ ラピノヴァX マルチカラー 0.8号(17.8lb)
  • リーダー
    シーガー R18フロロリミテッド 10lb(最大強力12lb)

PE1.2号の場合

  • ライン
    ラピノヴァX マルチカラー 1.2号(22.2lb)
  • リーダー
    シーガー R18フロロリミテッド 12lb(最大強力15lb)

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