遊漁船の翌日の予定表にヒラメ&ロックとの文字。
これはどういう釣りなのか?と船長に問い合わせてみると、
ヒラメを狙ってダメだったらロック、ヒラメはワームもOK。
とのことだったので、その場で予約してその日は車中泊とした。
前座
今は日の出が早く3時半には薄明るくなる。
ということは、1時間半くらいは釣りができる。
だったら朝マズメを狙おうぜ~。ってことで、絵鞆漁港へ!
ここもまたやったことがない場所なので地形から調査。
沖合はやっぱり引っかかるものがない。
近場はブロックが入っているようだが、昨日やっていたふ頭側よりはたいぶ広範囲。
かつ、手前にかけて急激なかけ上がりとなるように積んであり深い隙間があるようだ。
魚が付いていれば狙いどころだろうが、油断すると根掛りの嵐だろう。(実際そうなった)
てな、感じで探っていくとお馴染みのガヤが釣れる。そして、やたらとシマゾイが釣れる。
アタリがあって飽きはしないのだが、持ち出したタックルはリーダーが細い。
手前側で根掛り→リーダーロストを繰り返してしまい、キャストして広く探る方法をメインに変更する。
んで、少しづつなげる角度を変えつつ10投ほどしたところで、着底と同時にいいアタリがでる。
軽く聞いてみるが魚は付いていなさそうだったので少し待ってみるが、昨日と同じでお触りのみ。そのあとが続かなかった。
たぶんアブラコだと思うけど、ちょっとヒラメっぽい感じもあった。
結構いいアタリだったのに惜しいことしたなぁ(泣)
そんなこんなで、1時間半はあっという間に過ぎ、タイムアップ。
そそくさと片づけて出港場所へ向かう。
序盤
同じ場所で釣りをしていたので時間はかからない。
トイレを借りに道の駅まで出るが、それでも5分とかからず到着。
今回お世話になったのは、初めて乗船する遊漁船 ラブーン。
タマリスクとアングラーズの中間くらいの大きさの船かな?
まずはヒラメ狙いで港外へ。
絵鞆町の沖合、測量山の裏側と言えばいいのかな?
断崖絶壁な臨める風光明媚な場所で釣り開始。
なんだか小樽でやっているのと似た雰囲気だ(笑)
水深は10m前後、前日の情報だと時化の後なので濁っているかも?とのことだったが、意外なほどの透明度。
ゴミがちょっと多いけど、岩場に近いところだったから回復が早かったのかな?
底は砂地とのことなので、ジグヘッドとパルスワームでストップ&ゴー。
1時間ほど狙ってみるが、バケをやっていた人にアタリがあったのみ。
ポイントを変えるということで、根混じりの場所へ移動する。
オフセットフックタイプのジグヘッドに交換し、
根に当たらない場所ならストップ&ゴー、
根に当たる場所ではリフト&フォールと、
うまいこと組み合わせて根掛りを回避しながら探る。
で、アタリが来たっ!と、思ったらアブラコ。
アブラコ釣るの好きだから楽しいんだけど狙いはキミじゃない(笑)

その後もアブラコは釣れるがヒラメは釣れない・・・
またちょっと場所移動。
今度も根混じりの場所。だけど、根のタイプが違う感じがする。
さっきの場所はトゲトゲした感じの根で、油断したら根掛りコース。
こっちはさっきよりは丸い感じ。少し引けば抜けてきて、とても根をかわしやすい。
んで、いいアタリがきてイイ引き。
やたらとバタバタいうものだからヒラメ?かと思ったが、元気のいいアブラコだった。

またアタリがあって、今度は全然引かない魚。
少しサイズの良いヒラメか?と思ったが50upのデカアブ(笑)

また、アタリがあった。
ヒラメかと思ったらアブラコのパターンが続いたので、
またアブラコ?と思ったら本命のヒラメだった(笑)

その後、またちょっと移動。
今度は根掛りしない場所のようだ。
根がないのでアブラコは無理かなぁ~と考え、ヒラメ狙いでストップ&ゴー。
アタリがないので底をデッドスローでズル引きしてみると、
小さいアタリがあって合わせてみたら50cmのアブラコ(笑)

今のところヒラメよりアブラコのほうがデカい。さすが室蘭というべきなのか(笑)
中盤

ロックもヒラメも狙える場所とのことだが、さっきの場所でも十分ロックが出来ていた(笑)
んで、船を流すがロックを狙える場所というには根掛りしない。完全に砂地だ。
これでアブラコは釣れんのか?と思ったら、バケにアブラコがかかっている。(ワームでは釣れていないけど・・・)
さっきの場所で釣れたアブラコ、昨日感じた港内の地形、それらから導き出される答えは、「砂地を回遊しているアブラコを積極的に狙っている」ということでいいのだろうか?
その後、テトラ帯に寄せてくれてロックonly(とはいえ、昨日86cmのヒラメが釣れた場所らしい)
水面近くはテトラがなだらかな傾斜を描くように積んであるが、突如急に深くなる変な積み方のテトラ帯。
すごく積み方のバランスが悪そうに見えるけど、港の中だからこんなものでいいのかもしれない。
また、テトラのサイズが苫小牧と比べると小さい。小樽の北防波堤に積んであるものくらいかな?
なので、苫小牧みたくテトラで穴釣りなんてしたら即根掛り。もちろんやられました(笑)
穴をねらっていたら釣りにならないので、テトラの上面をなぞる様にトレースする方法に変更。
あまりに穴に入りすぎないよう気を付けて探っていくと、テトラが急に深くなる場所から、またなだらかに戻る感じの場所に魚が付いていることに気が付いた。
で、その辺を集中的に狙い何本か連続ゲット。

終盤
他のお客さんにも聞いてみて、ヒラメ狙いに戻ることになった。
先ほどのロックもヒラメも狙える港内ポイントでしばらく流してみるが、残念ながらアタリなし。
このころから風が強くなってきて船の流れが速くなってきた。
これだけ速いとワームには結構きつい。対してバケだとやりやすそう。
バケっぽいワインドを持っていけば良かったかなぁ(笑)
その後、港外側に戻る。
風はさらに強くなり流されるスピードはさらに速くなる。
1ozでもやりづらい・・・
その後、何度が流してくれるが残念ながら無反応。
初めての室蘭ボートロックはこれにて終了。
あとがき
ヒラメメインだったので当然なのだが、ロックはやや不完全燃焼というのが正直なところ。
ヒラメ狙っている間もボチボチとアブラコ釣って、結局は2桁に到達したんだけどね(笑)
今度はロックメインの予約もお願いしているので、その時に思いっきりやります!
本日の天候
水温 : 15.3℃ (気象庁観測値より推定)
月齢 : 20.7 (小潮)
本日の使用タックル
